定年後のセカンドライフを自分らしく生活するために老後資金や老後生活のことなど、グラジェネ(グランドジェネレーション)世代のための情報サイト

外貨預金・外貨MMF

外貨預金の基礎知識

「普通預金や定期預金じゃ全く増えないし」「株式や投資信託のリスクまでは負いたくない」「でも現金や固定資産は既にあるから何かに分散したい」という方にお勧めなのが外貨。

外貨と聞くだけで少し抵抗のある方もいるかもしれません。しかし、今の時代では外為法が改正され、世界中どの国のどの通貨で運用することも許可されます。昔よりも圧倒的に外貨は身近なものになってきているのですね。むしろ、今では日本円だけで運用しているのもまた偏ってしまいリスクが高いとも言われる時代です。

日本円よりはもちろんリスクは高くなりますが、外貨を用いることで高利回りも期待できますし、グローバル化社会の中での経済の変動に耐えられるリスク分散もできるようになります。

そんな外貨を用いた手法の定番が銀行の外貨預金。外貨預金はその名の通り、外貨で行う普通預金もしくは定期預金です。外貨を用いることで、時々刻々と変動する為替によってその価値は変動します。その為替リスクが存在することで、円での預金よりも金利が高くなっています。

また、外貨預金に近く更に少し利回りが良いのが外貨MMFです。MMFは、(Money Management Fund)の略称で、公社債などを中心に投資する投資信託の1つです。そのMMFの中でも外貨を用いるのが外貨MMF。通常の投資信託とは異なり、株式を取り入れない為、経済や政治の流れに左右されず安定的に運用ができます。

投資信託と聞くと抵抗のある方もいるかもしれませんが、MMFは30日以上経つといつでも手数料なしで引き出すこともできる為、普通預金とも変わらない感覚で貯蓄することもできます。

また、外貨預金は会社の信用リスク(倒産やペイオフ)による保証はない為、会社に万が一のことがあると預金残高は1円も保証されません。しかし、MMFの場合、証券会社へ信託保全されている為、この心配がありません。

いずれにしても為替などの外貨特有のリスクに対しては活用する以上切り離せませんが、退職後の資金形成にはいずれも低リスクで流動性の高い手段として良いかもしれませんね。

PAGETOP
Copyright © グラジェネドットコム All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.