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ゆとりある老後生活のための必要額

老後の生活費はいくらかかるか?で示した通り、現在の無職の高齢者夫婦世帯の1ヶ月の生活費は、毎月約27万円かかり約22万円の収入に対して毎月約5万円の赤字となっています。老後資金が準備できず、公的年金だけでの生活は、現状のリタイア世代でも難しいということが分かりました。 では実際、みなさんが老後に最低必要な生活費がどれだけ必要だと思っているかという調査結果が出ているので見てみましょう。

老後生活に最低限必要だと思っている生活費では足りない

生命保険文化センターの「平成25年度 生活保障に関する調査(速報版)」によると、夫婦で老後を暮して行くのに最低の生活費は平均で月22万円が必要であると考えられています。平均額は図らずも、現在のリタイア世代の収入額(219,000円)とほぼ同じ金額となっているところが興味深いデータです。

回答の分布を見ても、「20~25万円」と答えた人が最も多く約3割。次いで25~30万、30万~40万がそれぞれ15.8%という結果が出ています。みなさん老後は22万くらいで生活できるだろうと思っていても、実際にかかる老後の生活費は27万円で5万円多いという感じでしょうか。傾向として、予想している老後の生活費よりも実際にかかる生活費の方が多いということ。

たとえば、税金や社会保険料の負担は結構大きい出費なのですが、リタイアして初めて感じることが多いもの。現役時代は給料から天引きされていた為、あまり意識することがなかったからでしょう。 また60歳を超えると、慢性的な病気が多くなり、定期的に病院へ通い薬をもらったり治療を受けたりすることになります。今まで大きな病気やケガはしていないという人でも、仕事ばかりで健康のことに気を使ってこなかったツケが60歳を過ぎると徐々に出てきます。医療費も歳を重ねるにつれて出費が多くなり、予想しにくい費目といえます。

ゆとりある老後生活は夫婦でいくら必要か

定年後は旅行や趣味など自分の好きな事、今までやりたくても時間がなくてできなかったことなど、充実した””セカンドライフ””を送りたいと思っている方は多いことでしょう。定年後のセカンドライフを楽しむために、今まで毎日しんどい仕事を頑張ってきた!という人さえいるはずです。

夫婦の老後の最低の生活費は、月22万円という結果でしたが、ゆとりのある老後を暮らしたいと思ったらいくら必要なのでしょう?もちろんそれぞれが過ごしたいと思う定年後の生活によるので一概には言えません。

たとえば、 「夫婦で毎月1回国内旅行に行き、年に2回は海外旅行に行きたい」というご夫婦 「田舎に移住して、土いじりをしながらのんびり暮らしたい」と田舎暮らしをしたいご夫婦 「決まってないが、夫婦ふたりの趣味をみつけて仲良く過ごしたい」と思っているご夫婦 「仲の良い友人とおしゃれをして週に一度はランチやディナーに行きたい」という奥さん 「趣味のゴルフを続けて、月に一度は気の合う仲間とラウンドに回りたい」と願う旦那さん

などなど、それぞれの思いや願望によっても、ゆとりある生活にかかる必要な金額は変わります。中にはお金のかからない趣味ももあるでしょうがが、基本的に遊びにはお金がかかります。かわいいお孫さんの誕生日プレゼントや、教育の資金援助などにもお金が必要です。

月22万円の老後の最低の生活費にはこれらの『ゆとり費用』は含まれていません。ですので、「定年後は何をて過ごしたいか?」というセカンドライフの計画を、漠然ではなく具体的に考え、夫婦間で共有することにより、リアルな老後資金を計算しておくことが可能となります。

では、世間のみなさんが思っているゆとりのために必要と考える金額いくらなのか? こちらも生命保険文化センターの調査データがあり、老後のゆとりのための上乗せ額の平均は13.4万円という結果が出ています。平成19年、平成22年と3年ごとのデータを比較すると、上乗せ額は年々減っており、ゆとりにかけるお金を節約しなければという様子がうかがえます。

ゆとりのための上乗せ額の使い道は、『旅行やレジャー』が一番多く、『趣味や教養』、『身内とのつきあい』と続きます。やはりリタイア後は、現役中にできなかった、旅行や趣味を存分に楽しみたいという人が多いですね。『日常生活費の充実』といった回答も多く、リタイア後くらい節約せずたまに美味しいものを食べたり、おしゃれも楽しみたいといったところでしょう。

そうなると、ゆとりのある老後に必要なお金は、『最低日常生活費』と『老後のゆとりのための上乗せ額』を合計した金額となり、毎月35.4万円が必要ということになります。 老後の生活といっても、どんどん元気になるシニア世代でもあり、趣味や教養も多様化している時代では、老後を楽しむためのゆとり額はいくらあっても困らないといえるでしょう。

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