厚生年金の計算は非常にややこしく、通常の方がもらえる年金額を計算するのは不可能です。

財団法人生命保険文化センターが作成した「厚生年金の年金額早わかり」により、厚生年金の受給額の目安がわかります。

厚生年金の年金額は、現役時代の報酬と加入期間により決定します。以下早見表は、現役時代の収入を4段階(40万・35万・30万・25万)に分け、それぞれの加入期間により、厚生年金の年金額の目安を計算したものです。

厚生年金・年金額早わかり

平均標準
報酬月額
加入期間
(年)
(※)年金額
(老齢基礎年金+老齢厚生年金)
(参考)妻を含めた
夫婦合計の年金額
40万円 43 232 328
42 229 325
40 222 317
38 211 306
36 199 295
34 188 284
32 177 273
30 166 262
28 155 251
26 144 240
25 138 234
35万円 43 213 309
42 210 306
40 204 299
38 193 289
36 183 279
34 173 269
32 163 259
30 153 249
28 143 238
26 132 228
25 127 223
30万円 43 194 290
42 191 287
40 186 281
38 176 272
36 167 263
34 158 254
32 148 244
30 139 235
28 130 226
26 121 216
25 116 212
25万円 43 174 270
42 172 268
40 168 264
38 159 255
36 151 247
34 143 238
32 134 230
30 126 222
28 117 213
26 109 205
25 105 201

※年金額等は平成25年10月からのもの
※夫婦合計の年金額は、(※)の年金額が夫の年金額、妻の厚生年金加入期間10年・国民年金40年、平均報酬月額20万円で計算しています。(振替加算は含みません。)

(注意事項)

  1. 表中は昭和21年4月2日以降生まれの人の年金額で、一万円未満四捨五入して表示しています。(加給年金は含みません)
  2. 5%未満の年金水準抑制がされますが、従前額の保障規定によって算出しています。
  3. 満額の年金は加入期間が20歳以上60歳未満にあるものとして算出しています。なお定額部分の加入月数には生年月日によって420~480月の上限があります。
  4. 平成15年4月以降は総報酬制の適用を受けますが、賞与総額が全月給の30%であれば、上記年金早見表から年金額を求めることができます。
  5. 平成16年改正により導入されたマクロ経済スライド制による調整率は加味していません。